仕事での悩み
私は精神科領域で作業療法士をしています。
作業療法とは身の回りにある作業を円滑に行えるようにサポートして、それによりその人の日常生活の諸活動や地域でのコミュニティへの参加を援助します。
特に精神科では、作業活動が本人の注意を作業に依存させ、他の嫌なことを考える時間をなくす、作業の没頭性を目的とした介入を行ってます。
精神科で働いていると当たり前ですが心の病気を抱えた方が入院、通院します。そんな中、若い年代の方が死にたい、生きる理由がないと話すのです。
同年代の私にとっては、非常に悲しいことです。けど、本人たちはそれぞれの生活歴や思いを秘めていて自殺したくなるような環境にいることは認めざる終えないです。
そもそも生きるとは何か?なぜ生きなければならないのか?
生きる理由なんて教えてもらってきてないし、誰も答えを教えてくれない。生きる理由がないなら、死ぬくらいの権利はあってもいいのではないかとも思う。
なぜ生きるのか
それは人は変われると信じているからです。
その環境だけでみているとどうしてもそれが全てになって憂鬱になります。しかし人生は長いです。生きていれば辛いことの方が多いかもしれません。けど、あなたが死ぬと悲しむ人いるはずです。あなたがこれから訪れる幸せがあるはずです。
そんな未来のことしか言えないのですが、幸せに向かって一歩一歩歩いていくことができれば必ず幸せは訪れると信じることです。
今の私が出せる答えは、これです。数ヶ月後、数年後変わっているかもしれません。しかし、死ぬことは、間違いだと言いたいし、道は開けると思っています。
これからも皆さんと幸せな時間を過ごせるよう援助していきたいと思います。